ゴリラゲイ雨!? 否、ゲリラ豪雨に注意!!
最近ゲリラ豪雨と呼ばれる局地的に強い雨が降ることが増えましたね。
このゲリラ豪雨とは、明確な定義はありませんが、予測が困難で積乱雲の発生による突発的で局地的な豪雨を指します。
ほぼ日本国内のみで用いられる用語で、気象学的な明確な定義付けもなく、気象庁も予報用語として「ゲリラ豪雨」を用いていません。
2008年ごろより、民間気象会社やマスコミがゲリラ豪雨という用語を多用するようになり、同年の新語・流行語大賞に選ばれるなど、この頃から一般語として盛んに用いられるようになりました。
夕立との違い
ゲリラ豪雨と夕立の発生要因自体は同じようなシステムですが、
大きな違いは「降水量」です。
・夕立は数十分程度で止み、それほど大きな被害はない。
・ゲリラ豪雨は、1時間以上降り続いて大きな被害になることも・・・
対策
現存する気象レーダーなどを生かして予測を立てるなどして対策は取られているが、現状では正確な予報は困難です。しかし、民間気象会社やIT系企業などが、携帯電話などを利用して多数の利用者から豪雨の情報を収集したり、再配信したりと、独自の予報を発表しているところもあります。
今後、より正確なゲリラ豪雨対策ができる日が来るかもしれません。