就職・転職に資格は有利なのか?
例えば、経理職に就きたい人が日商簿記検定一級を取得したり、建築士になりたい人が、建築士一級の資格を取得する場合など、就きたい職種と関連する知識や技術が客観的に評価できるような資格は、就職・転職活動において有利になる場合が多いです。
しかし、資格を持っていることが必ずしも就職活動・転職活動で有利に働くわけではありません。不利になることもあります。
例えば、秘書になりたい人が色彩検定や栄養士の資格を持っていても、当たり前ですが、採用の上で重宝されることはないでしょう。当然のように感じるかもしれませんが、履歴書の取得資格欄を埋めるために、関係のない資格まで記載している人は結構多いのです。
その結果、個の資格を持っているのに、なんでうちの会社を受けたの?と突っ込まれたり、取得資格への期待を込めて、希望とは別の部署に配属されることもあります。
どんな資格でもいいから、とりあえず取っておけば、就活・転職に有利になると思ったら間違いです。
これから何らかの資格を取得しようと思っているなら、まずは就職したい希望の職種や業界を決定したうえで、必須の資格や評価される資格を確認したほうが良いでしょう。
もし、すでに何らかの資格を取得している場合、希望の就職先と全く関係のないものは書かない方がいいかもしれません。もし記載するのであれば、「当時この資格が必要で、がむしゃらに勉強した。」など、資格の内容以上にアピールしたいことがある場合にだけにしておいたほうが良いかもしれないですね。
実は、そんな資格の中には、業界問わずおすすめなものがあります。
正確にいえば、それは資格ではありませんが、どちらも英語力を図るために重要視されるテストです。特に外資系企業に対して、アピールしやすくなります。
そのテストとは!?
「TOEIC・TOEFL」です。
日本国内での知名度は圧倒的にTOEICの方が高いですが、世界的にはTOEFLの結果のほうが評価される風潮にあります。
日本企業に就職・転職を考えているならTOEICを、外資系企業に就職するならTOEFLを受けるのがおすすめです。
ただし、採用時に評価される点数のラインは、企業にもよりますが、TOEICだと600点以上、TOEFLだと213点以上と言われているので、気を付けなければいけません。
TOEICで高得点を狙いたいという人は、ぜひオンラインゼミ総合英語講座を受講しましょう!!自宅に居ながら、高レベルな英語を学ぶことができますよ!!