英国EU離脱で2018年卒の学生に就職氷河期到来か!?
日本時間で6月24日、英国のEU離脱が決定しました。
それを受け、円相場が一時1ドル99円と高騰し、リーマンショック級の
経済危機が迫っているという報道もあり、混乱が広がりました。
そうした中で、日本では2018年卒の学生が就職氷河期に見舞われるのでは、
という懸念が出ており、ツイッターなどでも「18卒」で話題になっています。
ここ数年の就職市場は「売り手市場」といわれ、2017年卒に関しても、すでに内定をもらった学生がすでに喜びのツイートをしているのが伺えます。
だが、英国のEU離脱によって世界経済が悪化すれば、日本企業への影響は避けられないというわけです。企業が新卒採用に慎重になれば、来年2017年に就職活動を行い、2018年に卒業する学生に影響がでるという可能性があります。
2008年に発生したリーマンショックでは、翌2009年の就職率は68.4%と、前年と比べてそれほど落ちなかったものの、2010年になると60.8%まで落ち込んでいます。同年は売り手市場だった新卒採用市場は急激に縮小し、就職留年や大学院進学率が上昇しています。今回も、リーマンショック同様に、2年後の2018年卒に就職難民が続出する、という考えなのです。
EU離脱は2年後、どれだけの影響があるかわからない
渦中である18卒からの心の叫びともとれるツイートが多く見られるようになりました。
しかし、英国離脱が決定しただけであり、実際にEUを離脱する2年後までは、何も起きないのでは?と18卒の就職活動に大きな影響があるのか疑問を持つ声もあります。
【今できることを最大限に】
仮に就職氷河期が来てしまったら・・・
考えたくもないですが、企業側は、人材の確保をしなくなり、一部の企業は、優秀なものだけを選ぶようになっていきます。
その人の能力・・・知識、技術、そして資格など、少しでも他より優れている学生だけを採用するような流れになってしまう可能性もあります。
今のうちにできることを最大限やって、2018年に備えるのが得策です。