知ってお得な、4月時事問題!!
4月の主な時事内容です。赤字の人物・語句を中心にチェックしよう!
熊本地方で大地震
14日、熊本県で震度7(マグニチュード6.5)、16日にも、本震とみられる震度7(マグニチュード7.3)の地震が発生し、熊本・大分の両県を中心に大きな被害をもたらした。
今回の地震は震源の比較的浅く震度が大きくなりやすい内陸型(ないりくがた)の地震で、活断層の横ずれによるものとみられる。
※内陸型地震
海洋プレートが沈み込むことで大陸プレートに押す力がはたらき、その力によってもともとある断層が再びずれて起こると考えられている。
震源が浅いためマグニチュードが小さくても震度が大きくなりやすい。
平成7年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、平成16年の新潟中越地震などがある。
G7外相が広島平和記念公園訪問
11日、広島市で開かれていた主要7カ国(G7)外相会合の参加メンバーが、広島市の平和記念公園をそろって訪れ、原爆死没者慰霊碑に献花した。
核兵器をもつアメリカ、イギリス、フランスの外相が原爆慰霊碑に献花するのは初めて。
※主要7カ国(G7)
フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7つの先進国。
五輪エンブレム決まる
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は新たな大会のエンブレムに、江戸時代に広まった格子模様である市松模様をデザインに取り入れた野老朝雄(ところあさお)さんの「組市松紋(くみいちまつもん)」を採用すると発表した。
国際調査報道ジャーナリスト連合が入手した中央アメリカ、パナマ共和国の法律事務所の内部文書で、世界の大企業や有力者がタックスヘイブン(租税回避地(そぜいかいひち))を利用して課税逃れをしていることが明らかになった。
リストには財産隠しと市民に批判され辞任したアイスランドの首相、ロシアのプーチン大統領や中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席の関係者も含まれている。
国や地域は、企業に対して税金を課すがタックスヘイブンとよばれる国や地域では、税金がかからなかったり安かったりする。
有力者や犯罪組織も合法的に税金を節約できるため国際的な批判が高まっており、主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)の議題にも予定されている。