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英国がEU離脱する。そもそもの理由って知ッテル!?

英国のEU残留か離脱かを問う国民投票の結果がでました。

離脱支持票が僅差で残留支持を上回り、過半数に達する見通しになりました。

 

では、なぜ離脱をするのか、焦点は大きく分けて3つ!

 

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もっとも大きな争点が移民問題です。

英国の低所得者の人々は、英国人よりも低賃金でも働く東欧諸国からの移民が、自分たちの職を奪っていると感じているのだそうです。

 

しかも、04年に東欧諸国がEUに加盟してから、さらに移民が増加し、政府は移民をコントロールできていないのでは?という批判があったのです。

 

2つ目は、EU加盟国が支払う拠出金の問題。EU加盟国は原則GDPの1%をEUに拠出金として支払う義務があります。離脱することで、その拠出金を英国のためだけに使えるという考え方です。

 

3つ目は、国家の主権にかかわる問題です。

EUの歴史は統合を深化させる歴史であったが、もともと大陸のEU諸国より独立心の強い英国は、EUで決定した法やルールなどによって統治されることを嫌う傾向がありました。自分たちの法は自分たちが決めるという考えです。

 

 

では、離脱することで、何が起こるのか?

 

当初は、ポンド安、金利の上昇、英国の株が安くなるということが起こるだろうと予測が立っています。しかし、その後の離脱の過程で、どのようなことが起きるのか、想定されるパターンが多すぎて、不確実性が急速に高まる可能性があります。

 

貿易などで起こりうる影響は、懸念されるほど大きなものにはならないが、金融市場の混乱による影響が大きくなると思われています。

 

つまり、ポンド安、ユーロ安、株安が起こり、原油価格の下落、安全資産としての円は買われ、円高になり、日本経済への悪影響も考えられます。

 

英国、EU離脱へ↓

2016年6月の記事 | 時事問題ブログ